ガスパッチョ

モレリアガスパッチョ!?

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日本の桜を見ると、今度は逆にメキシコのハカランダ(学名:Jacaranda mimosifolia ジャカランダ・ミモシフォルア)を懐かしく想うようになりました。

桜は手を伸ばせば枝や花に触れる事はできますが、ハカランダは何しろ高木でゆうに10mはあり、かなり上、空を仰ぎ見るという感覚と言えば違いがおわかり頂けるでしょうか。メキシコ市やグアダラハラ市では、花が終わったあとの落花と高木の手入れが相当大変だということでした。

押し花にして持ち帰り桐の花に似ている香りだなと思ったらなるほど日本では「桐もどき」とも呼ばれているのだそうです。

2月はプリマベラの花が、3月はハカランダが咲き始め、今はメキシコの一年で一番暑い季節です。

ユカタン半島やカリブ海カンクンなどを除いてここメキシコ市など高地(内陸)では5月や6月の雨季が始まる頃のほうがやや涼しく感じ朝晩はぐっと冷え込んだりします。

メキシコは一年中暑そうねと思われている方も多い(よくそう言われます)ので、なんだか想像つかないことでしょう。

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▲グアダラハラの水道橋とハカランダの高木

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そんな暑いハカランダの季節に訪れたモレリアでの観光散歩途中には、何度となく水分補給をしていました。フーゴJugoいわゆる絞り果汁やコーラなど、そしてとあるスタンドで、ステイ先のセニョーラが「あっ、これも食べましょうね」と買ってくれたのがガスパッチョでした。

”ガスパッチョ”と言えばスペインの冷製スープでしょう?と聞きましたら、それは知らないけれど?ここモレリアではこれをガスパッチョだと言うのです。いわゆるフルーツカクテルです。

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▲大中小のカップがあります。大はポップコーンのカップ高さ20cmくらいに更に山もり。

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▲ショップ間口は二間ほど。左がスイカにココナッツ、右がパインやマンゴにココナッツの刻んだ山。

切ったばかりの新鮮なフルーツを目の前で均等に刻んではカップへ、リモン(ライム)チレ、調味料(恐らく塩)を振り、何層にもしていきます。

「わたしは一番大きいのにするけど、てるひはどれがいい?」

と聞かれ(食後でしたし)一番小さいのと答えると、小さいサイズの私から順番に供されてきました。

プラスチックのスプーンですくって食べると、う〜ん、すんごく美味しい!!!!というのが一口目の感想。二口、三口と美味しさを噛みしめている間にわたしのカップはあっという間に空っぽになっていました。こういう時にはたとえ余ることが予想されてもメキシコ人と同じサイズにしておくべきだったと、ちょっぴり後悔。

お味の方はといいますと、完熟トロピカルフルーツの甘さにココナッツのサクサクという食感とよい香り、途中からくるリモンの酸味とチレの辛さがあいまって、そしてまた甘いフルーツに戻って…という繰り返しのリズムが魅力のフルーツが豊富なメキシコならではの逸品、絶品!ガスパチョは本当に美味しいかったです。

日本に帰国後メキシコ人に聞いてみましたがあまりよく知られていないようで、みなさんの答えは「ドゥルセ(スイ―ツ)が特産のモレリア」ならではの新しいスタイルのファストフードでは、、、とのことでした。

御馳走になったこともあり、こういうときに限ってお値段をチェックしそびれ、またどこかで食べられるかなと思って多少期待していたのですがモレリア滞在中も、またメキシコ市に戻ってもミチョワカナというスイ―ツ系のスタンドはいくらでもあるのにガスパチョには二度とお目にかかることはありませんでした。。。美味いものは宵のうちに食え!実感したのでした。

みなさんもショップを見かけたらガスパチョぜひお試しあれ!わたしが食べたショップはムセオ・デ・ドゥルセMuseo de Dulceのあるメインストリート沿いでした。

ミチョワカン州のものなら、パッツクアロサンタクララあたりでもありそうですが…見かけた方はぜひ教えてくださいね!次回モレリアへ行ったらイの一番に食べよう!と心に決めているわたしです。sol(4月3日)