メキシコで高山病

日本からメキシコ市に到着後の翌日、メルカードデビエルネス(金曜市)を訪ねるためトルーカ市Tolucaを訪れました。

トルーカ市は、メキシコ市から車で1時間ほどメキシコ州Edo.de Mexicoの州都でわたしの現在住んでいるさいたま市(旧浦和市)と姉妹都市メキシコ州は埼玉県と姉妹都市(提携30周年を迎えるそうです)標高2680mそしてネバダデトルーカという更に高い雪を頂く山々に囲まれている美しい町です。

メキシコで一番暑いといわれているこの季節も寒い(涼しい?)と聞きジャンパーを持参しましたが思ったより寒くもなくメキシコ市と同じような気候だったように感じました。

かつて父・島田正治が描いたことのあるその町の名前の通り風光明媚な町バイエデブラボーValle de bravoやまたミチョワカン州への入口でもあります。

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トルーカはやや高い所という認識はあったのですが、探していたメキシコ民芸品を求めて奥の村へと入っていくと、さらに山奥だったり、その村へ行くのに山越えをしたりしているうちにひどい頭痛を感じました。連れて行ってくれたホームステイの家族は必至でその村を探してくれていたのですが結局は山をひと回りしトルーカ市内の民芸館で購入することができた次第です。

この間、とても素晴らしい景色の村や山々、山にはマゲイの段々畑の間など走ったのですがあまりの頭痛でボーっとしていて写真を撮りそびれてしまいました、とても残念です。

メキシコ市では息苦しく感じることは過去に何度か経験していましたが時差ボケもあってか車の中でうとうとしたりして睡眠を補いどうにか復活。しかしとにかく頭が酸素不足という感じでしたから、すぐにこれは高度によるものということを確信したもののできることといえば塩分を多めに摂取(持参した梅干しをとにかく食べまくりました)すること、水分をとることぐらいで、あとは低地に行けば治るだろうと思っていました。(軽く診ていた訳ではありませんが)

みなさんもご経験おありと存じますがドライブなどで山に行くと耳が塞がれるような、そう、あれのさらに強い圧迫感です。

その後、航空機でグアダラハラ市(海抜1500m)に移動しすぐに楽になるかと思いきや頭痛の痛みを感じる直前にはぐぐーっと頭が締め付けられるので、トイレに入ってもベッドに入っても眠れない日が続きました。

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そんな体調不良の中、食べて元気を取り戻さなければ!と必死だった時、グアダラハラ市にてお世話になったI氏のご家庭の日本食、そしてレストラン・スエヒロでの日本食は涙が出るほど嬉しかったです。お世話になりましたW氏にもこの場をお借りして御礼申し上げます。

チャパラ湖畔、そしてモレリア(海抜約2000m)に移動してからは徐々に痛みが取れてきました。しかし、今度は喉の痛みを感じ渡航直前に念のためにと処方していただいた風邪薬を飲んでようやく快適に過ごせるようになってきたところでメキシコ市へ移動、知人のドクトル難波から「それは酸素欠乏症=高山病ですよ、治ってよかったですね」と言われ、またホームステイの叔母からは「鼻で大きく息を吸って、口をつぐんでフッと短く吐くのよ」という療法を教わりました。

症状や治療はこちらをご覧ください。まさか自分が罹るとは夢にも思いませんでした。お年を召した方よりも若い人に、そして誰にでも起こりうる病気です、みなさんもくれぐれもご注意くださいね。

対策としては一日二日はメキシコ市をゆっくり観光するなど体を高地に馴らせるようなどゆとりをもった日程にすればまず大丈夫です、安心してメキシコを訪れてください。

大袈裟かもしれませんが、本当に死ぬかと思いました。今回無事に帰国できてよかった!と神様に感謝しています。sol(4月9日)