フェブレロ・デ・ロコ

昨晩も強風が吹き荒れていました。わたしの自宅近くのJRは平野を走っていて横風にあおられるのを防ぐため、風が吹くとたいてい運転見合わせになるので輸送振替やら足止めを喰らって立ち往生してしまうことも多い今日この季節です。

メキシコでもこの季節フェブレロ・デ・ロコFebrero de locoといって2月と3月は強風が吹くことで知られていて、私はこの季節訪れたことはないのですが「狂ったように吹き荒れる二月の風」というだけあり先日もフェブレロ・デ・ロコによる死者8名と報道されていたそうですから、やはり自然は侮れないのだなと思います。

昨晩のような強風の夜には、フェブレロ・デ・ロコはどのくらいすごいものなのかと想像したりしてしまいます。

大風が吹いた後にはメキシコではハカランダJacaranda、日本では桜Sakura)が咲き始め春を迎えるという点ではメキシコと日本は共通していて、同じ北半球に位置していながら気候も風土も違うのになぜか錯覚を覚えるのは私だけでしょうか。

薄紫色ハカランダを見ては日本を想い、薄紅色を見てはメキシコのハカランダを思い出す・・・現在日本に帰国中の両親は、残念ながら今年はハカランダを見ることはできませんが満開の桜を見てメキシコを懐かしく想うことでしょう。季節はめぐりまた春が来て、自分がどこに居ても自然の息吹を感じられるような心のゆとりを持って生きていることができたら、それで十分なのではないかと思います。

メキシコ在住の知人からハカランダ押し花をプレゼントしてもらったことがあります。その押し花を見るたびに、贈ってくれた知人やメキシコのことを懐かしく思い出し、またいつの日かハカランダが満開の季節にメキシコを訪れたいと、思っている私です。sol(2月29日)

▼日墨協会誌表紙のハカランダの花(題字は島田和子)

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