家族でメキシコ旅行?プエルトバジャルタ

近所のタクシー運転手のヘルマン氏に出発前日に頼んでおき、朝空港まで送ってもらいました。

プエルトバジャルタへのエアラインはメヒカーナ航空Mexicana de

Aviacion、Boeing727の小さな飛行機が離陸するや否やすぐに体格のよいスチュワーデスさんによる飲み物サービスが始まりました。

飛行時間は50分と聞いていましたから夫はリラックスした気分になったようで「セルベッサ ポルファボール!」と注文していました。ドスエキスの缶ビールとグラスがおつまみと共に配られ泡たっぷりに注ぎ、さあ飲もうとしたときです。シートベルト着用のサインが出て「間もなく当機は着陸態勢に入ります・・・」ってさっき出発したばかりじゃん、ウソでしょう、と言っている間に下降を始めビールどころではなくなってしまいました。缶開けなきゃ良かったじゃん・・・片手にビールがこぼれそうになりあっという間に着陸、この間30分未満ではなかったかと記憶しています。

*—*—*—*—*

驚きのフライトで始まった初めてのリゾート地プエルトバジャルタでしたが空港からホテルまでの送迎の運転手さんが日本から来たと話すと「日本の穴の空いたコインが欲しいのだが持っていたら交換してくれないか?」いう話しになりました。ちょうど持ち合わせていたので交換でなくさしあげますよと夫が言うとそれはとても喜んでくれました。

夫は「メキシコ人はなんて素朴なんだろう」と驚き、今時五円玉や五十円玉が欲しいなんて他国でも言われたことないよ、ここは日本人旅行者が少ないのかなあと言っていました。

チェックインも済ませ、ビーチでひと泳ぎしましょう、と海に行くとそこは太平洋でカンクンのような遠浅でなく色もエメラルドとは程遠かったですが見渡す限りの青い海岸線の景色が続いていました。この海の向こうに私たちの住んで居る日本があるのよと子供に話しました。

ふと見ると綱引きのような太縄が浜に上っています、何かなと思っていましたら波が荒いので足をすくわれない為にあるようです。そのためか3軒のホテル共有でプールが3箇所あり、レストランもバーもどこの施設を使ってもいいそうで、そのうちの1軒の椰子の木のバーカウンターでウエルカムドリンクを頂きました。

メキシコの9月は雨季で夕方から夜にかけて2時間ほど激しく降りました。窓辺から雨が吹き込み、あっという間に室内は水びたし。苦情を言うと部屋を取り替えてくれましたが、部屋の掃除の担当者が「すぐに水は引くのだけれどね」と言ってましたから日常茶飯事なのでしょう。

*—*—*—*—*

翌朝はすっきりと晴れ渡り、今日もプールで泳ぐぞ!と大張りきりの夫と子供。プールでお友達になったご家族と一緒にいるうちに「日本といえば知っているのはソニーとのりっこ」という話を聞き「味付け海苔」にそのようなのがあり美味しかったのだそう。その後お互いの家族の自己紹介をし夫はビーチバレーに誘われて(借り出されて)行きました。

わたしは「のり」と呼んでいるのよと話したのに、ボールが来ると「のりっこ!」と名前を呼ばれていたのが本当に可笑しかったです。「パパ頑張れー」のスペイン語と日本語の声援の中、夫は初めての経験だったようですが結構張り切っていました。

それぞれ昼食を済ませ午睡、ではまた後でね、とまた同じ顔合わせでの午後のメニューは砂浜で砂遊びでした。

最初はフェルナンド=フェル君が自分のおもちゃを貸すことを嫌がり意地悪していたようですが次第にうちとけ子供は子供同士、言葉が通じなくてもシャベルで砂をトラックに載せブブーとか言って遊んでいました。

わたしは今までリゾートといえば島に行って観光したりシュノーケリングしたり何かしていないともったいないような気がしていましたが、家族で長期滞在すると自分の家のプールや庭のように自由に使ってゆっくりする、そしてレストランで食事を楽しむ(上げ膳据え膳)夜は部屋に子供を寝かせつけてからバータイムを楽しむ・・・そんなゆったりとした時間の過ごし方があることを初めて知った旅でした。

翌日はハリウッド映画「イグアナの夜La Noche de Iguana」の舞台となったミスマロヤビーチ(タクシーで30分)を訪れ、撮影セットとなった浜辺や村、ジャングルの中を探検してきました。

▼太平洋に沈む夕日

太平洋に沈む夕日ははるか日本の方角で、日本では見ること出来ませんからみなで夕日を拝んでから寝ました。(つづく)