メキシコの病院-1

◎メキシコ市で外国人がかかる大きな病院と言えば昔からABC病院ESPANOL病院ということは聞いていました。

今回お世話になったABC病院(アーべーセーと呼びます)は正式名称The American Blitish Cowdray Medical Centerでカトリック系看護婦さんがCarinosaカリニョーサ(慈しみ深い)なことでは有名です。

メキシコには日本でいう国民健康保険制度はありませんから医療費が保証されている人しか看て貰えないのも現実で、お金持ちの方ばかりが外来・入院されていました。

ロビーで一時間ほど待ったこともありましたがインディオらしき人は1人も通りませんでしたし、ドクターをはじめ看護婦さん薬局会計も看護婦派遣のMedicasaも皆英語を話していました。

その昔旅行会社に勤務していた頃、旅行中のお客様(若い青年)がケガでABC病院に入院しメキシコから日本のご家族に国際電話して、入院費が払えないのでメキシコへ外国送金してもらったというケースを思い出しました。

そういうわが家も「入院費がこのぐらいかかるが大丈夫か?」と確認されデポジットを入れてから治療が始ったそうです。もし現金(しかもある程度の現金)またはクレジットカードがなかったら・・・と思うと今ごろ母はどうなっていたことか鳥肌がたちます。

わたしの日本出発前に両親の知人の山本さんが「今メキシコ入国時US$10,000.00以上の持込みがとても厳しいから注意すること」「クレジットカードの利用額を引上げてもらう」というアドバイスを頂き、クレジットカードで支払えるものは全てカード決済にしたことで結果お金を工面することが何とかできたのでした。

クレジットカードは加入年数がある程度ないと利用限度額を引揚げては

貰えないので、このとき「信用=クレジット」ということを目の当たりにしました。

ご夫婦で加入のときには二人合わせて○○○万円まで、や、加入一年未満は50万円ほどが限度額のようです。大きなお買い物の時に・・・なんて広告を見たことがあるけれどこういう時にも役立つのですね。

そしてやはり大きいなぁと思ったのはゴールドカードの威力でゴールドカードを持っているとステイタスにもなるしカード付帯の海外旅行傷害保険の補償内容もサポートデスクも充実している。

今回はJALカード付帯の東京海上日動火災シカゴが病院との間に入ってはくれましたが立替制度は利用できず、すべて現地で自分で交渉・手配・支払い、こちらが医療費を立て替えたのでこれは本当に大変な作業でした。

けれど持つべきものは医者と弁護士、そしてクレジットカード(できればゴールドカード)です。sol(9月30日)

メキシコの携帯電話

◎メヒコの携帯電話事情

メキシコ市に到着してすぐに両親の知人の平澤さんが「必需品ですから」と、まず携帯電話を貸してくださいました。携帯電話は044から始まる13桁の電話番号です。(川崎市の市外局番044なので覚えやすかった)

病院と家との往復の毎日で病院では医療器具への影響があるから使用禁止でしょうに「どうして携帯電話が必要なのかな」と思いつつも携帯しICU棟病室入室時には電源を切っていました。

するとある日、看護婦さんのポケットから電子音が聞こえてきてポケットから携帯電話を取り出し「ブエノー!」と話しているではありませんか!それもプライベートな話題から看護婦さん同士の会話など様々でモラルというか携帯電話使用に関して禁止されていることなんて無いようです。

そしてこれはNGだろう〜と思ったのは、母のカテーテルを右から左へ移すミニオペの最中にドクターの携帯が鳴り出し手袋をはずしポケットから受話器を取り出して看護婦さんへ指示をだしているんです(緊急は仕方ないか?)。

メキシコでは病院内での携帯電話使用は全く禁止されておらず、巷でも車を運転しながら話しているし、とにかく誰もが何処でも話している光景で日本とは全く異なる利用の仕方に、ある種のカルチャーショックを覚えました。しかし、便利に使えることを知ったわたしはそれからはバンバン使い始め使い始めるとそれはそれは便利なことがわかってきました。

ってことは日本の医療機関で禁止しているのはどういうこと?と疑問が湧いてきましたが日本とメキシコ、どちらが進んでいるのか遅れているのか、いずれ分かってくることでしょう。

(拝借したので本体価格は不明)通話料金は500ペソ(約5000円)から「TELCEL」のマークのある場所でチャージができ結構な通話量(一ヶ月間かなり通話しても大丈夫な感じ)だったかと思います。家族同士の通話はタダなのだとか、すごく良いサービスですよね〜。

平澤さんは最後メキシコ国際空港にお見送りに来てくださったのでそのときにお借りした携帯電話をお返ししました。おかげさまで今回はテレフォンカードも購入せず公衆電話を探し回ったりすることもなく不便を感じずに済んだ旅でした。(有難うございました!)sol(9月17日)

アエロメヒコに初搭乗!

昨年11月18日より日本ーメキシコ間で直行便の運行を始めたアエロメヒコ航空メキシコに行ってきました!

▼シルバーメタリックのボディに尾翼にはアステカ戦士

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かねてよりメキシコ仲間の間では「アエロメヒコ乗ってみた?どうだった?直行便だから早かった?」という話題も多く出発日も丁度合ったのでアエロメヒコで出発することにしました。

唯一だった日本航空の直行便、成田/メキシコ(バンクーバー経由)と比べてどの位い違うのでしょうかー。期待を膨らませ、今回は急な出発で旅行代理店のメキシコ観光さんに依頼し前夜に席が取れましてe-チケットでの発券、ジャパンネット銀行で振込みという手順を踏み、どちらへも出向くことなく翌日成田空港より出発することができました。

「e-チケット」とは、なんて便利な世の中!と思うのも束の間、やはり行き違いもあるらしく成田空港のアエロメヒコ航空カウンターではさまざまなクレームがスペイン語と日本語で飛び交っていました。

ボーイングB777-200ERは新しく、機内も広々としていて座席間もゆったりとしていて快適そのもの。

機内に乗るや否やスペイン語での会話が始り、ペルーLima行きの人たちはまるで旧友に再会したかのように話し出し、また南米の人たちがサッカーの話題に花咲かせお互いの国のことを褒めあったり・・・独特の雰囲気です。

ペルーの人たちは、成田/ティファナ9時間、ティファナ/メキシコ3時間、メキシコ/リマ7時間と長時間の乗継ぎを経て帰国の途につくのだそうです。この間全て入国はしないのでパスポートはアエロメヒコに預けっぱなしなのだそう。パスポートを自分で所持していないのはちょっと心配ですけれど。。。

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ミールサービスは、多くのフライトアテンダントで行うので待たされることなくサービスも良く味も美味しいと思われます。メニューに記載してあるチキンを頼むと品切れで、出されたのはクリームソースのパスタ。夕食にしては肉類がなくライト。次の朝食クロワッサンサンドにもハムしか入っていなくてお肉がないと持久力が途絶えてしまう私には少々きつかったです。

中米のTA航空(タカ・インターナショナル)はUS$5.00払って食事を付けてもらうのだそうですから一昔前の「Beef or Chicken(ビーフオアチキン)?」の時代は終りを迎えているようですね。

そうこうしているうちに9時間経ちメキシコとアメリカの国境のティファナへ到着。今回で渡墨20回目ほどになりますがティファナには初めて降り立ちました。殺伐とした平原に低い建物が見え土埃が舞っている。。。いかにも「国境近く」という光景です。

4月からは日本メキシコ双方の観光商用での入国期間が90日から180日と変更され、日本人のツーリストカード(ビザ)には全員「180」と入国審査官が記入します。

▼ティファナ空港ロビー内のワインカーヴ。カルフォルニアワインの試飲もやってます。

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乗継ぎのための待合室で2時間待ち、一路メキシコシティへ。再搭乗するとアテンダントがイケメン男性陣に交替していました。ここから先は日本人アテンダントはいないのでスペイン語/英語ができないとちょっと不便、アナウンスを聞き逃さぬよう結構気を使いました。

それにしてもこの不景気な中、競合の日本航空に比べるとアエロメヒコ航空は多くの乗員が搭乗しているのには驚きました。

今回の旅はメキシコの母が入院したと連絡を受けバッグ1つで身軽に出発、とにかく一刻も早く早く母に会いたかったのでアエロメヒコ直行便の早さを実感、こんなにメキシコが近く感じた旅は初めて。

[Mexico nunca estuvo tan cerca”かつてメキシコがこんなに近かったことはなかった。]という広告の言葉通りでした。

直行便就航で飛行時間短縮を実現したアエロメヒコのおかげでメキシコシティ午後3時到着はまだ外も明るく、入国審査も荷物検査もなく、出迎えてくれた運転手のホセ・アントニオとともにすぐにAbc病院に直行する事ができたのでした。sol(9月3日)