「いそがない」「おこらない」

チャパラだより367号はもうお読みいただけましたでしょうか?

「いそがない」「おこらない」はメキシコの人たちに本当に当てはまる言葉です。

先日もホームギャラリーにいらしたお客様と、メキシコの人たちについての話になりました。

「メキシコ人って、だいたい約束の時間に遅れてくるわよね。」

「ランチ一緒にしましょうと12:00に約束すると現れるのはだいたい1:00。だからレストランの予約はいつも1時間遅くすることにしているの。」

「メキシコの人たちと待ち合わせする時には屋外は不向き。1時間は待てる場所カフェとかでなきゃ、ね。」

「午後行きます=3:00〜6:00のあいだという場合が多い」

「時間が迫ってハラハラドキドキしますが、もうギリギリ〜というときにちゃんと現れるのがメキシコの人」

というのが総合的なみなさんのお話の内容です。うんうんと頷かれていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

実際にはエアポートへは飛行機の時間などには間に合うよう送ってくれますし、また到着時には、たとえ飛行機が何時間遅れようとも「問題ない」と気長に待っていてくれるのがメキシコ人。

わたしがメキシコを発つ朝も飛行機が2時間〜5時間遅れと聞いて、メキシコ人家族にも私を空港まで送っていく都合もあるだろうに「大丈夫」と言って時間に送り届けてくれました。

日本で約束の時間を大幅に遅れるということはNGではありますが、あちらメキシコでは1時間は10分のようなものと言えばお分かりいただけるでしょうか「時間の流れがゆっくりしている」んです。10分と考えれば約束の時間に遅れても許容範囲に思えてきます。

わたしも今回メキシコに触れ

「Dondequera que fueres, haz como vieras」(郷に入っては郷に従え)と自分自身に言い聞かせ行動しましたら、不思議なもので心も体も、何があっても動じない自分になっていました。国土が日本の5.5倍と広いことも影響しているように思います。

「約束の時間を守る」大切なことです。しかし何事も「問題ない」と言って相手を受け入れる(許す)ことができる大きな心を皆が持っているまた現在の日本人に欠けつつある「家族を大切にする」メキシコの人たちを見習いたいと思った旅でした。sol(2007年1月12日)